EAT(Bスポット療法、上咽頭擦過療法)
上咽頭炎へのBスポット療法(EAT治療・上咽頭擦過療法)
池袋ながとも耳鼻咽喉科|全例で内視鏡下に施行
「のどの違和感が治らない」「鼻水がのどに落ちる(後鼻漏)」「原因不明の体調不良が続く」——こうした症状は、鼻の奥にある「上咽頭(じょういんとう)」の慢性的な炎症が原因かもしれません。
池袋ながとも耳鼻咽喉科では、慢性上咽頭炎の有効な治療法であるBスポット療法(EAT:上咽頭擦過療法)に力を入れています。本記事では、Bスポット療法の効果、具体的な治療の流れ、痛みや費用について、詳しく解説します。
✓ こんな症状でお悩みの方へ
- のどの違和感・異物感が長引いている
- 鼻水がのどに落ちる(後鼻漏)感じが続く
- 慢性的な咳・痰・声のかすれがある
- 耳閉感・耳鳴り・めまいに悩まされている
- 頭痛・肩こり・倦怠感など全身の不調が続く
- 新型コロナ感染後に体調が戻らない(Long-COVID)
- IgA腎症・掌蹠膿疱症・慢性疲労症候群と診断されたことがある
ひとつでも当てはまる方は慢性上咽頭炎が背景にある可能性があります。
📖 目次
Bスポット療法(EAT)とは、0.5〜1%塩化亜鉛液に浸した綿棒を上咽頭に擦りつける治療法です。上咽頭炎の最も有効な治療方法と言って良いでしょう。まずは、上咽頭炎とは何かを解説します。
上咽頭炎とは
上咽頭とは、喉の一番上の部分(鼻の奥でもあります)のことで、上咽頭炎とは、そこに炎症が起こっている状態です。
原因は、感冒(新型コロナなどのウイルス感染)後に炎症が残存してしまうこと、アレルギー含む鼻炎や副鼻腔炎による鼻漏が上咽頭に流れること、口呼吸により鼻咽頭の環境が悪くなること、逆流性食道炎で胃酸による粘膜障害が起こることなどが挙げられます。汚い空気の中に長期間いたり、喫煙なども影響します。いずれの原因にせよ、持続的な刺激が上咽頭に加わることで発症します。
内視鏡所見の比較
正常所見①
上咽頭の粘膜肥厚がなく、血管が良好に透過されます。喀痰の付着もありません。
正常所見②(NBI観察)
正常な上咽頭をNBIという特殊な光を用いたファイバーで観察した像です。粘膜の下に走行する正常な血管を透過することができます。
慢性上咽頭炎例①
上咽頭の粘膜が全体に腫れていて、ぼこぼこしています(敷石状変化)。血管は腫れた粘膜の下に走行しているので、NBIを用いても確認することができません(血管の途絶)。NBI画像では粘膜の下の微小な出血(粘膜下出血)を多数確認できます(黒斑)。
慢性上咽頭炎例②
①と同様に敷石顆粒状変化、黒斑、血管の途絶などの所見を認めます。発赤も高度です。
Bスポット療法(EAT療法・上咽頭擦過療法)とは?
塩化亜鉛溶液を染みこませた綿棒を、鼻や口から直接上咽頭にこすりつけ刺激をするだけのシンプルな方法です。
と、言いましても、スキルの標準化がなされておらず、大学病院の研修などで習得するものでもありませんので、施行する医師の技量にかなり差があるものと感じております。近年では手技のばらつきを少なくするために、日本病巣疾患研究会が中心となって、手技の画一化が啓蒙されています。
一度慣れてしまえば、ある程度経験を積んだ耳鼻咽喉科医にとっては難しい手技ではありません(内視鏡を用いるE-EATの場合には手技のばらつきが少なくなるため、研究会ではE-EATが基本手技として推奨されています)。
当院の特徴|内視鏡による「見える化」
確実な治療のための「見える化」
一般的なBスポット療法は、ブラインド(直視しない状態)で行われることも多いですが、当院では全例で「鼻腔ファイバー(内視鏡)」を使用しながら治療を行います。モニターで患部を確認しながら行うため、確実に炎症部位を擦過でき、治療効果を高めることができます。患者様ご自身にも画像で炎症の状態を確認していただけます。
状態に合わせて口からも施行します。口からの場合は咽頭反射がでるので、内視鏡下にできる場合とできない場合があります。口からの方が患者さんの苦痛は大きいです。
Bスポット療法(EAT治療)の作用機序
EATの作用機序は以下の3作用から構成されると考えられています。
| ① | 薬液による粘膜収斂作用、抗炎症・抗ウイルス作用 |
|---|---|
| ② | 瀉血による炎症物質などのドレナージ作用 |
| ③ | 迷走神経刺激作用 |
塩化亜鉛には患部を収縮させる作用があるため、炎症の鎮静化に効果的です。炎症が鎮静化することにより、上咽頭炎が原因の痛みや放散症状の改善が期待できます。
塩化亜鉛による抗炎症作用、擦過の物理的刺激による瀉血作用、視床下部刺激による自律神経系・内分泌系、脳脊髄液系の調整作用等により、全身性に影響を与えていると想定されています。
塗布する薬剤や塩化亜鉛を用いる場合がほとんどで、当院では0.5%塩化亜鉛(初期もしくは痛みに弱い方用)、1%塩化亜鉛(通常はこちら)を用います。ルゴールをご希望の場合は、相談して行いますが、効果は塩化亜鉛と比較すると限定的と考えています。
Bスポット療法は全国で耳鼻咽喉科医を中心に、限られた施設で行われている治療です。Bスポット療法に関しては、病巣疾患研究会で最も活発に議論されています(院長も研究会メンバーです)。研究会HPでは会員でない方も閲覧できる有益な情報がありますのでご参考にしていただければ幸いです。
Bスポット療法(EAT治療)の流れ
診察
症状をお伺いします。EATをご希望の場合は事前にお伝えください。
鼻内の麻酔
鼻内をスプレーで麻酔します。麻酔薬アレルギーは事前に申告を。
内視鏡の挿入
細い内視鏡を使用するため、挿入時の疼痛は比較的軽度です。
治療施行
反対側の鼻から塩化亜鉛をつけた綿棒で上咽頭を擦過します。
Bスポット療法(EAT療法)の症例
症例1:典型的な初回治療例
治療前は粘膜の肥厚、喀痰が付着しています。治療後はBスポット療法によって容易に出血し、粘膜下の膿栓も圧出されました。
症例2:上咽頭炎が軽度の例
このような症例では上咽頭炎は軽度なので、Bスポット療法の効果は限定的と考えられます。
- 治療前:新型コロナ後遺症。上咽頭の粘膜肥厚は軽度で血管透過性も良好です。上咽頭炎としては軽症といえます。
- 治療後:Bスポット療法初回。白色変化は認められますが、出血はありませんでした。
症例3:複数回治療済みの例
他院での治療後ですが、真ん中の部分は瘢痕化し、白色になっています。NBIでみるとよりわかりやすいです。上の方は敷石状変化が残っております。この辺りは内視鏡を用いながら鼻から治療を施行しないと擦過不足が起こりやすい部位です。
当院では、月に約70〜100例程度の新規患者様にEAT治療を開始しております。(2025年7月〜2026年1月のデータ)
治療効果が期待できる症状・疾患
- 後鼻漏、咳や痰、咽頭異常感、声のかすれ
- めまい、耳鳴り、難聴、耳閉感、自声強聴
- 頭痛、顎関節痛
- 自律神経系の症状
- 全身倦怠感、肩こり、線維筋痛症
- 慢性疲労症候群
- IgA腎症、掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎
※嗅覚味覚障害には効果があるとは考えておりません。
上記の疾患は、あくまで効果が期待できる程度のものであり、症状によってはBスポット治療を行っても全く効果の出ないこともあります。どの程度まで改善するかも個人差が大きいです。
後鼻漏は最も多く、最も治しづらい症状
最も訴える方が多い症状は後鼻漏で、最も治しづらいのも後鼻漏です。後鼻漏は症状改善までにしばしば年単位におけるEATが必要と言われています。
鼻汁が喉に流れること自体は生理的な現象なので止めることはできません。後鼻漏というのはその鼻汁が粘液性になったり、のどの知覚が敏感になってしまった時に感じられるわけですが、特にこの症状で長年苦しまれている方ほど、全く後鼻漏がない状態を目指すのは難しいことが多いです。
副鼻腔炎や急性上咽頭炎などの急性炎症以外の場合は、我々が内視鏡で診察しても、後鼻漏のもと(分泌された鼻汁や粘液)を確認できることは多くありません。長年の後鼻漏によって過敏となった喉の感覚が、後鼻漏の原因(後鼻漏感)でもあるため、EAT治療をやっても思ったよりも効果を表さないこともあるのです。
「日常生活に支障がない(本人が気にならない)状態」を治療のゴールと考えています。発症して間もない後鼻漏は、適切な治療と養生により多くの場合で治癒しますが、慢性的な後鼻漏(とくに発症して1年以上経過)は、他の慢性疾患と同じように「治る場合もあるが、治らない場合もある」のが現状です。
EAT 10回施行時の症状改善度(論文データ)
慢性上咽頭炎に対するEATを行った論文では、EAT10回施行時の症状の改善度合いは以下のように述べられています。
| 症状 | 患者数 | 著明改善率 |
|---|---|---|
| 頭痛 | 94 | 50.0% |
| 後鼻漏 | 127 | 35.4% |
| 鼻閉 | 105 | 46.7% |
| 咽頭違和感 | 133 | 57.9% |
| 咽頭痛 | 112 | 57.1% |
| 耳閉感 | 57 | 61.4% |
| めまい | 60 | 61.7% |
| 咳 | 93 | 49.5% |
| 嗄声 | 21 | 61.9% |
| 疲労感・倦怠感 | 14 | 71.4% |
出典:大野ら 口咽科 2022;35(2):138-145 より一部改変
Bスポット療法の治療回数
重症度や罹患期間などの個人差はありますが、週に1〜2回で計10回〜15回程度で効果を判定します。その時点で治療効果がみられていれば継続、効果がみられていない場合は無理に継続することをお勧めしていません。
症状が一過性に改善しても、上咽頭の炎症が残存した状態でBスポット療法を中断すると、症状が再度増悪して繰り返すこともあります。通常は症状が改善された場合そこで治療が終了となりますが、状態維持のために継続して治療を行う方もいらっしゃいます。
Bスポット療法の費用について
Bスポット療法は健康保険が適用されます。
| 項目 | 内訳 | 3割負担の目安 |
|---|---|---|
| 初回 | 初診料、内視鏡検査料、処置料、処方箋料など | 3,000〜4,000円 |
| 2回目以降 | 再診料、処置料など | 500〜600円 |
| 10回目、20回目 | 再診料、処置料、内視鏡検査料 | 2,000〜3,000円 |
※当院では毎回内視鏡を使用しますが、内視鏡検査料の算定は原則「10回に1回」のみとしており、患者様の負担軽減に努めています(算定時は+1,800円程度かかります)。
Bスポット療法(EAT)のやめ時について
EATの継続・終了の指標に関する十分なエビデンスはありません。所見と患者さんの症状に合わせて、それぞれの施行医が判断しているのが実状です。
まず、一番の目安は症状です。そもそも症状の消失が治療の目的ですので、症状がなくなればその時点で終了しても良いです。
次に目安になるのが出血の消失です。ほとんどの場合で、結果的に出血の消失までは継続することが多いです。
出血がなくなっても症状が消失しておらず、かつEATの効果がある場合は継続します。おそらく瀉血による効果ではなく、迷走神経刺激による効果が出ている可能性があるためです。
一番難しいのは、出血はなくなったが症状の改善が頭打ちになってしまった場合です。つまりEATで改善しきれないということですね。当然他の治療アプローチを検討しなければなりません。EATは痛みを伴う治療で、通院も大変ですので、この場合は一旦治療を中止して、場合によっては時間を空けて再開することもあります。
ただし、上述したようにもともと時間がかかる想定の後鼻漏などは継続することもあります。また、IgA腎症や掌蹠膿疱症のような病巣疾患はメンテナンス的に長期間継続することもあります。
Bスポット療法(EAT)のデメリット・注意点・副作用
デメリット・欠点
まずは上記のすべての症状に有効な治療でないことはご承知おきください。慢性上咽頭炎やコロナ後遺症(Long-COVID)に対する有効な治療法であると考えていますが、すべての症状がBスポット療法で改善するわけではありません。
治療後の上咽頭や中咽頭におけるヒリヒリとした痛みは「ひどい風邪をひいたときのノドの痛み」によく似たものであり、この痛みは2〜3日間は続くことがあります。痛みには個人差がありますが、基本的には上咽頭の炎症が強いほど痛みがでます。しかし、2回目以降は回を追うごとにこの痛みが軽減してまいります(痛みの軽減は治療効果の指標となります)。
5回目を過ぎるころにはこの痛みは数時間程度のものに軽減される方が大半であるために、治療効果、費用の安さなどから考えますと非常に有効な治療といえます。
治療通院が頻繁(週2〜週1)に必要になるため、お忙しい方には通院がデメリットになると思います。
現時点で、Bスポット療法による目立った有害事象は報告されていませんが、塩化亜鉛による嗅覚障害が発生したという報告はあります。
治療対象外となる方
最近喘息の発作が出た方や、血液をサラサラにする薬を複数飲まれている方は治療対象外です。
他院で数十回治療を施行されている場合でも症状は改善していない場合は、当院で施行しても改善は困難と考えております。施行する医師の技量によって多少の差は生まれるものと思われますが、上咽頭は広くはないため、数十回施行されていれば多少のムラはありつつも概ね擦過できていると考えられます。その中でも症状が改善していないとなれば、そもそもEATが適切な治療方法ではないと判断できるからです。
特に新型コロナ後遺症に関しては、Bスポット療法以外の治療法についてヒラハタクリニックの平畑光一先生が非常に詳しくまとめていただいておりますので、参考にしていただければと思います。
▶ ヒラハタクリニック
注意点・副作用
薬剤を塗布した後は数時間ヒリヒリします。また、塗布後出血が一定期間続く事があります。上咽頭に炎症がある場合にはヒリヒリ感や出血が多く、なおかつその後治療が効果を示すといわれています。炎症がおさまるに従い、ヒリヒリ感や出血は減っていきます。
妊娠中の方や授乳中の方の治療も可能です。
薬を塗った後、鼻水や痰が数時間続くことがあります。これは上咽頭の粘膜が薬で刺激を受けておこるので心配はありません。
治療後、飲食の制限は特にありません。
Bスポット療法でもネブライザー治療やのみ薬など現在受けておられる治療法を中断する必要はありません。
Bスポット療法以外で自宅でできること
🚿 鼻うがい
鼻のなかに付着した花粉、ハウスダストなどの抗原物質、ウイルスや細菌を含む鼻汁を洗い流す治療です。他にも線毛機能(異物や病原体を外に出す作用)の改善や粘膜の保護効果があります。ご自宅で簡便にできる方法ですが、キットをご利用された方がやりやすいと思います。
🌿 ミサトールリノローション
ウメのエキスを抽出し、体内に入れられるように浸透圧などを調整したものです。ウメは、トリテルペノイドという化合物の一つであるオレアノール酸やウルソール酸が含まれており、これから炎症物質(サイトカイン)であるTNF-α(腫瘍壊死因子-アルファ)やIL-6(インターロイキン6)を抑えるとされています。これまでミサトールは様々な研究が成されており抗腫瘍効果、抗炎症効果などが報告されています。

👃 鼻呼吸をする
口呼吸になってしまうと上咽頭が乾燥し、慢性上咽頭炎の原因になります。睡眠時に口が開いてしまう場合は、テープで口を留めます(例:優肌絆。採血した後などにも使用する肌に優しいテープです。多くの病院で使われているので医療従事者にはなじみが深い商品です)。

🧣 首の後ろや手首を温める
首の血流が悪いと上咽頭炎の改善が阻害される可能性がありますので、首の後ろを温めて血流を改善させます。手首・足首・首には、薄い皮膚の下に太い血管が通っています。自律神経を整えるツボもあるそうです。手先・爪先を温めるより、手足と頭をつなぐ首の部分を温めることで全身の血行をよくすることができます。このあたりの情報は、鍼灸院の先生方の方が詳しくホームページで発信していらっしゃいますのでご参照ください。
Bスポット療法に関してよくある質問(FAQ)
Q. Bスポット療法は何歳から可能ですか?
A. Bスポット療法に年齢制限はありませんが、炎症があると痛みますので、処置の怖さや痛みに耐えられる年齢、つまり小学校高学年ぐらいから当院では実施することができます。痛みに耐えづらそうなお子さんには、ルゴール消毒液による刺激のみを選ぶようにしています。
Q. どのような症状・疾患に効果が期待できますか?
A. 上咽頭炎の方が対象です。内視鏡検査では上咽頭炎の見た目でなくても擦過すると出血する場合があり、その方は炎症ありとして治療対象になります。「のどの炎症をよく繰り返す」「元々のどが弱い」「風邪をひきやすい」という方に、この治療を積極的に行っています。ホームページを見て来院される方も多いです。IgA腎症、ワクチン後遺症、掌蹠膿疱症、慢性疲労症候群と診断された方も、この治療に来院されています。
Q. Bスポット療法は痛いですか?痛みはどれくらい続きますか?
A. 綿棒などを鼻から入れて動かしますので、ある程度痛みはあります。上咽頭に炎症がある方ほどヒリヒリするような痛みがでるとされています。施術前に鼻から麻酔のスプレーなどは行いますが、痛くない治療とは言えないのが欠点です。痛みは回数を重ねたり、炎症が治まれば軽減していく傾向にあります。炎症が強いほどヒリヒリした痛みと少量の出血が起こりますが、回数を重ねると数時間以内に治まる程度になります。2〜3日残るケースは重症例に限られます。
Q. 治療回数と通院頻度を教えてください
A. 週1〜2回ペースで10〜15回施行後に効果判定します。症状が軽快すれば間隔を延ばし、維持療法へ移行します。
Q. 費用は保険適用ですか?
A. はい、保険適用です。費用に関しては、初回は内視鏡検査費用などがあるため、3,000〜4,000円程度かかります。2回目以降は500円前後です。当院では全例で内視鏡下のEATを施行しているため、10回目、20回目に内視鏡検査費用をいただきます。その際は3,000円程度となります。
Q. 副作用やリスクはありますか?
A. 主な副作用は一時的な痛み・出血・痰や鼻水の増加です。塩化亜鉛による嗅覚障害がまれに報告されています。抗凝固薬を多剤服用中の方や最近喘息発作がある方は適応外です。
Q. 施術後に食事や入浴の制限はありますか?
A. 特別な制限はありません。痛みが強い場合は刺激物を避け、十分な水分を取りましょう。
Q. 妊娠中でも受けられますか?
A. 妊娠中・授乳中も実施可能です。
Q. 他院で数十回受けても効果がなかった。再挑戦の価値はありますか?
A. 数十回擦過済みでも効果が乏しい場合は、EATが病状に対する適切な選択肢でない可能性が高いため、当院でも大幅な改善は期待しにくいと考えます。
Q. 痛みが苦手です。麻酔は使えますか?
A. 鼻腔麻酔スプレーで表面をしびれさせた上で施術しますが、完全な鎮痛は時間の都合上行っておりません。痛みに敏感な方は薬液濃度を0.5%に調整します。しっかりした鎮痛をご希望の方は、当院はお勧めできません。
Q. Bスポット療法が効きにくい人はいますか?
A. 上咽頭炎でないケース、免疫力が落ちている状態、首こりなど血流不良が強い方では効果が出にくい傾向があります。そういった方には漢方や個人的には鍼灸治療など他のアプローチがよいのではと考えています。上咽頭炎が高度であればBスポット療法が効く予測は可能ですが、そうでない場合はやってみないと分からないという印象です。Bスポット療法により上咽頭の炎症はおさまっても何らかの症状が続くケースもあり、数ヵ月にわたる長期間の治療を続けている方もいらっしゃいます。
Q. 予約は必須ですか?当日でも受けられますか?
A. 当院は予約優先制で、Webから24時間受付しています。ご予約なしも受け付けておりますが、1時間以上の待ち時間が生じる可能性があります。施術は初診から行っております。
記事執筆者
池袋ながとも耳鼻咽喉科 院長 長友 孝文
日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会 専門医
日本病巣疾患研究会メンバー
医院情報
| 医院名 | 池袋ながとも耳鼻咽喉科 |
|---|---|
| 所在地 | 〒170-0012 東京都豊島区上池袋4-29-9 北池テラス4階 |
| 電話番号 | 03-6903-4187 |
| 診療科目 | 耳鼻咽喉科 / 小児耳鼻咽喉科 / アレルギー科 |
