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今春の花粉飛散情報(第1報)が発表されました

[2022.10.16]

こんにちは!

2023年の花粉飛散予測が一般財団法人日本気象協会から発表されました。

 日本気象協会 tenki.jpへ

第1報では、「花粉飛散量の例年比」「花粉飛散量の前シーズン比」が発表されました。
「スギ花粉前線(飛散開始時期)」については第2報にて発表予定です。

関東地方に関しては、昨年は悲惨が少なかったので、昨年比ではおよそ2倍程度、例年比でみても『非常に多い』飛散量となるとのことです。

東京でも同じく前年比で2倍近い飛散量です。

今春はスギ花粉症の方にはつらい年になりそうですね。

 

飛散開始時期予測は以下の通りで、東京は2月19日頃からとされています。

重症化を防ぐために、早期治療が有用とされています。

最近の花粉症の内服薬は、昔よりも即効性があり血中濃度が安定しやすい薬が多いので、飛散の1週間程度前から治療を開始するのが良いでしょう。何週間も前から飲む必要はありません。

ガイドラインでは下図のようにいくつもの選択肢が掲げられていますが、症状がないか極軽度の段階での初期治療としては弱めの第2世代抗ヒスタミン薬か鼻噴霧ステロイド薬が良いと考えています。

つまり、現時点では2月上旬から治療を開始すれば良いということになりますが、注意点としては、実はスギ花粉は少量ですが秋冬にも飛散していて、1月に入ると飛散量が増えてお馴染みのスギ花粉症の症状をご自覚される方もいらっしゃいます。

その年の気温や天気などにも左右されますが、1月中旬に鼻や目の症状を感じ始めましたら、お早めに治療を開始されるのが良いですね。

 

かくいう私もひどい花粉症もちですので、戦々恐々としています。

次回は、花粉症の治療について解説します。

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